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載荷条件,基礎形式および3次元効果を考慮した基礎の支持力・変形特性

研究課題

研究課題/領域番号 18760358
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地盤工学
研究機関岐阜大学 (2007)
名古屋工業大学 (2006)

研究代表者

桧尾 正也 (檜尾 正也)  岐阜大学, 工学部, 准教授 (00335093)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード支持力 / 周辺構造物 / モデル試験 / 有限要素法 / 構成モデル / 弾塑性
研究概要

前年度に引き続き,3次元支持力モデル試験機を用いて,補強材の設置位置や設置方向を変えた試験を行った。それぞれの条件の違いによる支持力特性への影響を検討した。地盤として用いたアルミナボール積層体地盤は正のダイレイタンシーを示すため,実地盤では砂や礫のような密な地盤と対応する。また補強材の曲げ剛性に着目し,2種類の厚さの補強材を用いることで補強材の曲げ剛性の影響を検討した。同時に実験条件を忠実にシミュレートした有限要素解析を行うことで解析の精度検証も行ってる。その結果として,補強材を設けた基礎の支持力特性について以下の結論が得られた。
(1)補強材を基礎の側面に設置する場合には下向きに設置すると鉛直引き抜き時の補強効果が大きい。また,設置位置が深い方が補強効果は大きい。しかしながら,傾斜引き抜き時では設置方向や設置位置を変えても補強効果はほとんどない。
(2)硬い補強材は曲げ補強材としても機能するため,軟らかい補強材よりも補強効果が大きい。
(3)軟らかい補強材を底部に設置する場合には,補強材を長くすることが可能であり,大きな補強効果が得られる。この補強方法では傾斜引き抜きでも大きな補強効果が得られるため,鉄塔基礎の補強方法として適している。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Bearing capacity of reinforced foundations subjected to pull out loadi ng and its reinforced mechanism2007

    • 著者名/発表者名
      T.Nakai
    • 雑誌名

      Proc. The 13th ARCSMGE Vol.1

      ページ: 973-976

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 3次元応力下における補強型深礎基礎の支持力特性2006

    • 著者名/発表者名
      與那覇翔子
    • 雑誌名

      第41回地盤工学研究発表会 2

      ページ: 1449-1450

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 種々の荷重条件下におけるパイルドラフト基礎の3次元支持力特性-モデル試験-2006

    • 著者名/発表者名
      永津亮祐
    • 雑誌名

      第41回地盤工学研究発表会 2

      ページ: 1307-1308

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 種々の荷重条件下におけるパイルドラフト基礎の3次元支持力特性-数値解析-2006

    • 著者名/発表者名
      京田誠司
    • 雑誌名

      第41回地盤工学研究発表会 2

      ページ: 1309-1310

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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