研究概要 |
本研究は, 災害時にも防災拠点として使用可能な空間構造物を具現化することを目標とした, ラチスシェルの動的崩壊性状の分析, 崩壊挙動の評価手法に関する研究である。2006年度には, 数値解析により動的崩壊挙動を分析した上で, 静的座屈荷重に着目した崩壊加速度予測手法を提案した。また, 簡易モデル置換によってひずみエネルギー推定方法を提案した。2007年度以降は, スケール縮小モデルを対象として, 実挙動における崩壊挙動分析の前段として弾性範囲内での地震応答実験を行い, 応答性状の分析を行った。
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