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条件不利地域における、地域特性に応じた木造住宅密集市街地の再生手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18760454
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関東京工業大学

研究代表者

真野 洋介  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード都市計画 / 市街地 / 住環境 / まちづくり / 地域資源
研究概要

本研究は、豪雪地、斜面地、小規模宅地が脆弱な都市基盤上に密集する大都市周縁地域等、持続的な居住環境の向上を目指す際、条件の不利な地域に立地する木造住宅密集市街地の実態を把握し、地域特性に応じた再生手法を確立することを目的としている。
本年度は、昨年度の研究対象として取り上げた都市の中から、広島県尾道市中心市街地北部の斜面市街地エリア、長野県飯山市飯山駅周辺市街地エリアの2地域を選定し、まず住環境再生のための資源となる地域ストックの整理を行った。合わせて、昨年度行った地域の活動主体へのヒアリング調査結果の整理を行い、都市基盤の変容との関係のメカニズムについて分析を行った。
さらに、メカニズムの分析で浮かび上がってきた市街地形成過程と住宅ストックとの関係に関して、地区を絞り込み、追加調査と関連資料の収集を実施した。空き家を含む建物と細街路の特性については現地悉皆調査と公図等の関係資料の収集により、活動実態の把握についてはヒアリング調査により分析を行った。また、活動組織へのヒアリングを元に、密集市街地再生における市民セクターの課題として整理、集約を行った。
以上の調査・分析結果を元に、対象市街地における住環境のデータベースを地図情報ベースで作成した。このデータベースを用いて、地域の活動主体へのヒアリングや現地での意見交換のワークショップを行い、市街地再生に関する意見の再集約を行った。これらの結果を用いて、プロジェクトベースで市街地再生を行うための計画モデルを提示した。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 密集市街地再生における市民セクターの役割と課題2008

    • 著者名/発表者名
      真野洋介
    • 雑誌名

      日本不動産学会誌 21

      ページ: 7-13

    • NAID

      130001764481

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 条件不利密集市街地における地域固有の空間ストックを活かした住環境の持続に関する基礎研究2007

    • 著者名/発表者名
      原口紘一、真野洋介
    • 雑誌名

      日本建築学会住宅系研究報告会論文集 2

      ページ: 127-134

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 住宅密集市街地における住環境リスクの低減手法に関する研究 その1 震災を想定した住環境リスクの目視調査による抽出及びその分析2006

    • 著者名/発表者名
      川田浩史, 真野洋介, 目黒正太郎, 小木戸渉, 青木仁, 中山和美
    • 雑誌名

      日本建築学会2006年度大会学術講演梗概集 F-1分冊

      ページ: 1035-1036

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 住宅密集市街地における住環境リスクの低減手法に関する研究 その2 震災を想定した住環境リスクに対する住民意識の分析2006

    • 著者名/発表者名
      目黒正太郎, 真野洋介, 川田浩史, 小木戸渉, 青木仁, 中山和美
    • 雑誌名

      日本建築学会2006年度大会学術講演梗概集 F-1分冊

      ページ: 1037-1038

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 広島県尾道市中心部における出店プロセスから読み解く人的ネットワークの広がりと役割2006

    • 著者名/発表者名
      原口紘一, 真野洋介
    • 雑誌名

      日本建築学会2006年度大会学術講演梗概集 F-1分冊

      ページ: 1039-1040

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 住宅密集市街地における住環境リスクの低減手法に関する研究 その3詳細な住環境リスクの調査・分析メソッドの構築2007

    • 著者名/発表者名
      田畑弘之、真野洋介, 他4名
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演
    • 発表場所
      福岡大学
    • 年月日
      2007-08-31
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 密集市街地における既存細街路・空地を用いた連続的歩行空間形成手法の研究2007

    • 著者名/発表者名
      志摩陽一郎、真野洋介
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演
    • 発表場所
      福岡大学
    • 年月日
      2007-08-31
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 都市建築のかたち2007

    • 著者名/発表者名
      日本建築学会編
    • 総ページ数
      252
    • 出版者
      丸善
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 復興まちづくりの時代2006

    • 著者名/発表者名
      佐藤滋, 真野洋介, 饗庭伸
    • 総ページ数
      129
    • 出版者
      建築資料研究社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [図書] 路地からのまちづくり2006

    • 著者名/発表者名
      西村幸夫, 真野洋介他19名
    • 総ページ数
      272
    • 出版者
      学芸出版社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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