研究課題
若手研究(B)
ある種の病原性細菌はアシル化ホモセリンラクトン(AHL)をシグナル物質とした情報伝達機構(クオラムセンシング)により病原性の発現を制御している。本研究では、AHL分解細菌Shewanella sp. MIB015株からAHL分解遺伝子(aac)のクローニングに成功し、病原性細菌にaac遺伝子を導入すると、病原性細菌がAHLを生産できなくなり、病原性因子の発現が極度に低下することが明らかとなった。
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