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ナイシンの高生産を目的とした高濃度ナイシン脱感作株の育種

研究課題

研究課題/領域番号 18760593
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生物機能・バイオプロセス
研究機関大阪大学

研究代表者

仁宮 一章  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10379125)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード乳酸菌 / ナイシン / GFP / フローサイトメーター / 育種
研究概要

乳酸菌が産生する抗菌1生ペプチド(バクテリオシン)である"ナイシン"の高密度生産を目的として、高濃度ナイシン生産株の育種を行った。育種の戦略として、1)高濃度のナイシン存在下でも増殖可能な耐性株を選抜し、2)その中から、高濃度ナイシン存在下でもナイシン生産能が落ちない高生産株を選抜することとした。使用菌株としては、ナイシン生産性乳酸菌Lactococcus lactis NZ9700およびL.lactis ATCC11454を用いた。まず、高濃度ナイシン耐性株をスクリーニングするため、UV照射処理したL.lactis ATCC11454株をナイシン添加MRSプレート上で培養を行った。その結果、50mg/Lナイシン存在下においても生育を示す耐性株が得られた。しかしながら、本耐性株は50mg/Lナイシン存在下では親株同様ナイシン生産を示さなかった。そこで、GFP蛍光強度を指標として、ナイシン高生産株をHigh-though putスクリーニングするため,gfp遺伝子をnisAプロモーター下流にもつプラスミドpNZ8048Gを構築した。本プラスミドをエレクトロポレーション法で形質転換することによりGFPレポーターナイシン生産株L.lactis NZ9700/pNZ8048G及びL.lactis ATCC11454/pNZ8048Gを得た。これにより、Fluorescence activated cell sorter(FACS)を利用し、蛍光マーカーであるGFPを用いてナイシン生産を間接的に評価することでナイシン高生産株のHigh-though putスクリーニングが可能となった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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