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タバコにおける動原体複合体構成要素の解析および人工染色体の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18770007
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 遺伝・ゲノム動態
研究機関岡山大学

研究代表者

長岐 清孝  岡山大学, 資源生物科学研究所, 准教授 (70305481)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード動原体 / セントロメア / キネトコア / タバコ / 染色体 / 人工染色体
研究概要

1、タバコ動原体タンパク質C(NtCENP-C)の局在解析
昨年度に単離したNtCENP-C遺伝子の配列情報をもとに作製したペプチド抗体を用いて、この抗体がNtCENP-Cを認識するかどうかを確かめた。この抗体を用いたタバコ細胞に対する免疫染色で、動原体特異的なシグナルが得られた。この結果から、本研究で同定したNtCENP-Cは、タバコのCENP-Cホモログであることが確認された。また、この抗体は、タバコの動原体のマーカーとして今後の研究に用いることが出来る。
2、タバコMIS12タンパク質(NtMIS12)の局在解析
CENP-Cと同様に、昨年度に単離したNtMIS12についてもペプチド抗体を作製し、免疫染色によりその局在性を調べたが、明瞭なシグナルは得られなかった。そこで、NtMIS12と緑色蛍光タンパク質(GFP)の融合タンパク質をタバコ培養細胞で発現させ、その局在を調べた。このタンパク質は、動原体特異的なシグナルを示し、本研究で同定したNtMIS12が、タバコのMIS12ホモログであることが確かめられた。
3、タバコDNAライブラリーの作製およびタバコ動原体DNAを含むクローンの選抜
タバコ細胞の核より長鎖DNAを単離し、制限酵素で部分消化したDNAをクローン化しタバコDNAライブラリーの構築を行った。このライブラリーから昨年度単離したタバコ動原体DNA配列(Nt2-7)をもつクローンの選抜を行ったが、この配列をもつクローンは単離出来なかった。現在、タバコBACライブラリーを入手し、Nt2-7をもつ長鎖DNAクローンを選抜している。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] タバコにおける動原体タンパク質Cホモローグの解析2007

    • 著者名/発表者名
      長岐清孝、柏原壱成、村田稔
    • 学会等名
      第58回染色体学会・第17回染色体コロキウム2007年合同年会
    • 発表場所
      葉山町
    • 年月日
      2007-11-28
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] タバコ動原体特異的ヒストンH3の解析2007

    • 著者名/発表者名
      長岐清孝、柏原壱成、村田稔
    • 学会等名
      日本遺伝学会第79回大会
    • 発表場所
      岡山市
    • 年月日
      2007-09-21
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] Characterization of two centromere-specific histone H3 homologues from tobacco2007

    • 著者名/発表者名
      長岐清孝、柏原壱成、村田稔
    • 学会等名
      16th International Chromosome Conference
    • 発表場所
      アムスラルダム市
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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