研究課題/領域番号 |
18770011
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
長田 典之 東北大学, 大学院生命科学研究科, 研究支援者 (80400307)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | モジュール / 生理的統合 / 植物 / 物質生産 / ブナ / イヌブナ / 窒素含量 / 葉面積 / 葉重比 / 光環境 / 分枝 |
研究概要 |
複数の枝をもつ植物個体がどのように個々の枝の成長を調節し、その結果として植物のかたちが決まっているのかを理解することを目的として、枝間での炭素と窒素の生理的統合の意義を理論・実験の両面から解析した。まず、2つのシュートをもつ個体についての葉群動態モデルをつくった。この結果、シュート間で炭素が転流する場合と窒素が転流する場合では個体の生産性や葉寿命への影響が異なる可能性が示された。次にオオオナモミを異なる栄養条件で育て、シンク活性によって個々のシュート内の窒素分配が調節されている可能性を示した。さらにオオオナモミ生育条件を富栄養から貧栄養に切り替えることで、栄養条件の変化がその後の枝に与える影響を調べた。この結果、栄養条件に合わせて枝の成長を変化させており、富→貧栄養では枝を死亡させて積極的に樹高成長を高めていることが示された。
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