研究課題/領域番号 |
18770030
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理・分子
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宇津巻 竜也 名古屋大学, 理学研究科, 研究員 (60402418)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 光合成 / クロロフィル / Acaryochloris / 藍色細菌 / 遺伝子移入 / 反応中心タンパク質 / ゲノムDNAライブラリー / 大規模スクリーニングシステム / 互換性 |
研究概要 |
1. AcaryochlorisゲノムDNAライブラリの作製 AcaryochlorisのゲノムDNAを調整後、平均断片長が2kbとなるように物理的剪断法でゲノムDNAを剪断し、藍色細菌Synechococcus7942株用に作製したターゲティングベクターに導入し、Acaryochlorisのゲノムを30周分カバーするゲノムDNAライブラリーを作製した。 2. 大規模スクリーニングシステムの開発 クロロフィルa(Chl a)とChl dの励起波長及び蛍光波長の違いを利用し、Chl dを選択的に励起する特定の波長を発するLEDを励起光に用い、CCDカメラを用いた受光部側には干渉フィルターを組み合わせることでChl dの蛍光を選択的に透過させ、大量のコロニーからChl dを発現する株を瞬時に識別できるシステムを開発した。 3. 藍色細菌の遺伝子移入株のスクリーニング 1で作製したAcaryochlorisのゲノムDNAライブラリーをSynechococcusへ遺伝子移入し、2で作製した大規模スクリーニングシステムを用いて、形質転換株のコロニーを約300,000個スクリーニングした。その結果、Chl d発現候補株を約70株した。 4. Chl aとChl dの互換性 Chl d型とChl a型の反応中心タンパク質の互換性を検証するために、Synechococcus7942の光化学系IのコアサブユニットをコードするpsaA、psaB、光化学系IIのコアサブユニットをコードするpsbA、psbD、及びpsbCをそれぞれAcaryochlorisの各遺伝子と置換した株を作製した。
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