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蛍光蛋白質を用いた、高速作動性の膜電位プローブの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 18770056
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 動物生理・行動
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

筒井 秀和  理化学研究所, 細胞機能探索技術開発チーム, 客員研究員 (30392038)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード蛍光蛋白質
研究概要

候補となるコンストラクトを多数作製した。cRNAをin vitro transcriptionにより合成し、アフリカツメガエル卵(xenopus oocyte)にインジェクションし、テストコンストラクトの発現を確認後、2電極による膜電位固定実験(Two electrode voltage clamp; TEVC)と光電子増倍管(PMT)を用いた蛍光測定を同時に行い、蛍光シグナルの膜電位依存性の評価を行なった。ほとんどのテストコンストラクトで無反応であったが、僅かな電位依存的応答を見せるコンストラクトが見つかった。しかしながら、その振幅は極微小であり、そのまま実用的に使える物ではなかった。しかし、今後の展開で、実用的なものにまで発展する可能性も残されていると考えている。また、そのシグナルが直接に膜電位に応答したものなのか、あるいは二時的環境要因の変化に起因するものなのか、調べる必要がある。この検証を厳密に行なう事は難しいが、二時要因としては、pHの可能性が最も高いと思われるので、例えばpHに対する感受性が異なる変異体などを使い、その結果を精緻に比較する事で、ある程度の推測が可能であると考えている。現在、信号は極微でも、細胞性理学的には興味深い現象を捉えているので、残りの時間で、出来るだけ詳細な検討を行ないたい。このような現象の理解は、優れた性能のプローブの開発に今後役立つと考えている。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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