マムシグサにおける父性繁殖成功度の集団間比較に関する研究

• 研究課題/領域番号: 18770070
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 生物多様性・分類
• 研究機関: 独立行政法人国立環境研究所
• 研究代表者: 西沢 徹 独立行政法人国立環境研究所, 生物圏環境研究領域, NIESポスドクフェロー (80414382)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,970千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 270千円); 2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円); 2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
• キーワード: マムシグサ / 父性繁殖成功度 / 被子植物の性転換 / 植物集団遺伝学 / マイクロサテライトマーカー / 送粉様式 / 花粉流動 / テンナンショウ属 / 植物の性転換

研究概要

性転換を行う植物として知られているサトイモ科のマムシグサ(Arisaema serratum)を対象に,性転換サイズを長野県安曇野市,石川県金沢市,茨城県つくば市の3集団で比較した。その結果,性転換が起こる臨界サイズには集団間で変異が認められ,長野集団が最も小さく,石川集団が最も大きかった。また,種子の父性解析によって繁殖成功度を推定するためのマイクロサテライトマーカーを新たに開発した。