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ダイズにおける逆遺伝学的突然変異集団作成のためのトランスポゾン因子の網羅的探索

研究課題

研究課題/領域番号 18780003
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 育種学
研究機関京都大学

研究代表者

寺石 政義  京都大学, 農学研究科, 助教 (80378819)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワードトランスポゾン / ダイズ / 遺伝的多様性 / 突然変異
研究概要

遺伝子解析材料の提供や品種の分化・同定マーカーとしてトランスポゾン因子の利用は有効である.そこで本研究では,ダイズのmariner配列の1つであるSoymar1を分子マーカーとして用い,おもに日本の在来もしくは育成品種の遺伝的多様性,遺伝的関係を評価するとともに,新たなmariner因子を獲得し,転移能について推考することを目的としてmariner様配列のスクリーニングを行った.
1)日本の在来・育成品種を中心に126のダイズ品種・系統を供試してサザン解析を行い,クラスター分析による品種分類を試みたところ、地域(日本・中国・アメリカ)ごとにある程度クラスターの偏りが見られたことから,ダイズの遺伝的背景はその品種が由来する地域によって異なるのではないかと思われた。特に日本の品種は幅広く分布しており,わが国の品種は遺伝的多様性に富んでおり、他国で問題になっているような育成品種における遺伝的多様性の消失といった状況は起こってないことが示唆された.2)ダイズ品種ペキンのゲノムλファージライブラリーを作成し、mariner様配列をプラークハイブリダイゼーション法によりスクリーニングしたところ、mariner様配列を含むファージクローンが40個得られた.これらクローンの塩基配列を決定しダイズゲノムにおけるmariner様配列の多様性を調べるとともに転移能について調べているが、今のところ、多様性が乏しく、また転移能をもつ配列も見つかっていない.
今後は、より検出能の高いトランスポゾンディスプレイ法による転移能の調査を進めるとともに、copiaやgypsy等の他のトランスポゾン様配列について同様の手法にて検討していく.

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] ダイズ子実中のサポニン含量に関するSSRマーカーの探索2007

    • 著者名/発表者名
      寺石政義
    • 雑誌名

      近畿作物・育種研究 52

      ページ: 49-52

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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