研究課題/領域番号 |
18790008
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
朱 シュウ (朱 しゅう) 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 助教 (20377360)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 人参類 / 遺伝子多型 / 同定 / DNAマイクロアレイ / 18S rRNA遺伝子 / trnK遺伝子 / 標準化 / SNPs解析 |
研究概要 |
1.18S rRNA遺伝子の塩基配列に基づいたDNAマイクロアレイを作製し、その有用性を証明した。 (1)前年度に作製した試作品における基礎検討の結果を踏まえ、汎用の人参類生薬同定用DNAマイクロアレイ(PNX-array)を作製した。PNX-arrayでは、18S rRNA遺伝子に認められる11箇所の塩基置換または欠失に対応するll区画を設け、その区画内で塩基の置換または有無を検出できるように各2〜5プローブ(3スポットずつ)を配置した。解析結果をバーコードとして表示し、簡単に識別できるように設計した。 (2)Panzx属植物から得られた18S rRNA遺伝子部分領域の、蛍光標識したPCR産物(ターゲット)をPNX-arrayにハイブリダイズさせ、マイクロアレイスキャンナーから得られる蛍光パターンが設計どおりであるかを確認した。 (3)汎用の人参類生薬、薬用人参、西洋人参、三七人参、竹節人参などを用いで検証を行った。例えば、薬用人参をターゲットとした場合、11区画において、全て左から1番目のプローブに特異的な結合が確認され、P. ginsengに特異的なパターン「11111111111」と一致した。 (4)市販の健康食品の薬用人参、西洋人参及び三七人参を含有する錠剤、カプセル剤、粉末剤について同様に検討した結果、基原種と一致する特異的な蛍光パターンが表示され、同定できた。 2.trnK遺伝子及び18S rRNA遺伝子両領域におけるDNAマイクロアレイを作製した。 全分類群を向定するため、両遺伝子の塩基配列に基づいた63種類のプローブを設計し、420スポット(3つのサブアレイを含む2組/スライド)の人参類同定用DNAマイクロアレイを作製した。蛍光ラベル化したtrnK遺伝子の部分領域2断片及び18S rRNA遺伝子の部分領域のPCR産物をターゲットとして検討を行った。
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