研究課題/領域番号 |
18790014
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
黒田 明平 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (80266890)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,050千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | メタボリックシンドローム / 核内受容体 / PPARγリガンド活性 / カンゾウ / Glycyrrhiza glabra / フェノール性化合物 / 構造活性相関 / 植物成分 / PPARγ / Glycyrrhiza glabra L / リガンド活性 / chalcone誘導体 / 3-arylcoumarin誘導体 / chromone誘導体 / 酵素阻害活性 / Glycyrrhiza glabra L. / isoflavan誘導体 / flavone誘導体 / 前駆脂肪細胞 / 植物抽出物 |
研究概要 |
生薬・甘草(カンゾウ:Glycyrrhiza glabraを基原とするもの)のEtOH抽出物にPPARγリガンド活性を見出したため,同抽出物についてリガンド活性を指標とした成分検索を実施した。その結果、新規化合物7種を含む計30種のフェノール性化合物を単離し、それらの構造をNMRを中心としたスペクトル解析により決定した。単離された化合物の内、10種の化合物が強いPPARγリガンド活性を示し、活性強度および含有率よりglabridinがEtOH抽出エキスのリガンド活性に大きく寄与していることが示された。また、構造活性相関として、エーテル環が開裂し、水酸基とプレニル基になることでリガンド活性が増強することが明らかとなった。
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