研究課題/領域番号 |
18790063
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
松尾 由理 北里大学, 薬学部, 講師 (10306657)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,320千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 神経生物学 / 脳虚血 / プロスタグランジンE_2 / プロスタグランジンE_2合成酵素 / 虚血 / 脳梗塞 / 炎症 / 興奮毒性 / 神経細胞死 / シクロオキシゲナーゼ / プロスタグランジンE2 / プロスタグランジンE2合成酵素 / 欠損マウス |
研究概要 |
本研究では、誘導型でプロスタグランジンE2(PGE2)合成の末端酵素である、膜結合型PGE2合成酵素(mPGES-1)の脳虚血障害における役割を解析した。ラット脳虚血モデルにて、mPGES-1の蛋白質、mRNAの発現誘導が認められた。またmPGES-1欠損型マウスでは、虚血後のPGE2産生が完全に消失しただけでなく、野生型マウスに比べ脳梗塞、浮腫、アポトーシス、行動障害等の脳梗塞障害が減弱した。本研究より、mPGES-1が脳梗塞障害増悪因子であることが明らかになっただけでなく、脳梗塞治療の新たなターゲットとなるものと期待される。
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