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PGE合成酵素mPGES-1の腎髄質間質細胞での発現と水・電解質代謝における役割

研究課題

研究課題/領域番号 18790181
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 薬理学一般
研究機関北里大学

研究代表者

鈴木 立紀  北里大学, 医学部, 助教 (70406940)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードPGE_2 / COX-2 / mPGES-1 / 腎髄質 / 腎皮質
研究概要

雄性C57BL/6J野生株マウスとmPGES-1欠損マウスに対し、通常食(食餌中のNaCl濃度0.6-0. 8% (w/w))、あるいは高塩分食(同11. 9%(w/w))を摂取させ、テールカフを用いて全身血圧の変化を測定したところ、拡張期血圧は野生株マウスとmPGES-1欠損マウスで差は認めなかったが、収縮期血圧はmPGES-1欠損マウスで有意な低下を認めた。
また、通常食を摂取させた25-30 gの雄性C57BL/6J野生株マウスとmPGES-1欠損マウスに対しアンギオテンシッエI(AngII)を皮下持続投与(10 0r 30μg/day/body)し、同様に全身血圧を測定したところ、野生株マウスにAngII 30μg/day/bodyを投与して認められた収縮期血圧の有意な上昇がmPGES-1欠損マウスでは全く認められなかった。そこでAngII投与開始後6日目に野生株マウスから摘出した腎臓を肉眼的に皮質部と髄質部を分離し、それぞれの組織片より全mRNAを抽出し、RT-PCR、リアルタイムPCR(SYB^R Green)法を用い、COX-1、COX-2、mPGES-1、mPGES-2、cPGES、PGIS、TXSのmRNA量を評価したところ、皮質では、COX-2、mPGES-1、mPGES-2、cPGESに加えPGISもAngII用量依存的に増加した。
これらの結果から、血圧上昇に対する防御機能としてのプロスタグランジン合成過程において腎皮質でのPGE2合成に加えPGI2合成が重要な役割を果たしていることが示唆された。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 誘導型プロスタグランジンE合成酵素(mPGES-1)欠損マウスにおける高塩分食摂取下での全身血圧変化2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木 立紀
    • 学会等名
      第81回日本薬理学会年会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      2008-03-18
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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