研究課題/領域番号 |
18790358
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
川村 和美 名城大学, 薬学部, 非常勤講師 (10424946)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,820千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 倫理 / コミュニケーション / 薬学 / 教育 / モラルディレンマ / プロフェッショナリズム / 倫 理 / 薬 学 / 教 育 / コミュケーション / 倫理規定 / 人文学 / 声遣い |
研究概要 |
さまざまな職場に勤務する薬剤師が、一定水準以上の倫理的な判断ができるよう、薬剤師向けケース・アプローチの構築を目指してきた。本研究において、臨床に勤務する薬剤師や薬学生が、いつ出遭うともわからない具体的かつリアリティに富んだケースを15例作成すると共に、「5分割表」という倫理検討シートを開発して、薬剤師・薬学生に対する職業倫理を試行した。これらの成果は『薬剤師のモラルディレンマ』として書籍化、近刊の予定である。さらに、自らが正しいと判断したことを、他者に齟齬なく伝えられるだけのコミュニケーション力を養成するために、『薬剤師の倫理・コミュニケーション(仮題)』が発刊の見通しである。本書は、患者と薬剤師、医師と薬剤師のやり取りを描いたシナリオをベースとしており、どんな職場の薬剤師であっても周囲の仲間とすぐに取り組めるようなスタイルで執筆している。これらの書籍や薬業界における倫理・コミュニケーション教育のツールとして活用されるものと期待される。
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