• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

薬局と保健センターの連携による禁煙教育の有効性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18790401
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

小栗 重統  岩手医科大学, 医学部, 非常勤講師 (60316354)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード禁煙教育 / 介入研究 / 保健センター / 薬局 / 薬剤師 / 禁煙補助剤 / ニコチンガム
研究概要

〈目的〉
本研究は薬局に訪れた喫煙者に対して薬局薬剤師が禁煙補助剤(ニコチンガム)を用いた禁煙教育を行い、フォローアップを保健センターが行う連携システムの有効性を介入研究にて検討することが目的である。
<方法>
1)協力薬局の研修会:岩手県薬剤師会の協力を得て禁煙指導講習と本研究の実施手順の研修会を開催した。
2)対象者募集:禁煙補助剤(ニコチンガム)の購入希望者に対して、薬剤師が本研究の趣旨を説明して禁煙教育参加の募集を行った。募集予定人数は平成18年度は60名、平成19年度は80名とした。
3)割り付け方法:協力薬局に対して予め乱数表を用いて割付を行い、介入薬局・対照薬局を設定し、該当する薬局に関わった対象者をそれぞれ介入群、対照群とした。
4)初回指導:介入群には禁煙補助剤の提供の他、各種教材を用いて薬剤師が指導した。対照群には禁煙補助剤を渡すのみとした。
5)初回指導以後:介入群には禁煙開始7日前、開始後7日、1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月後にそれぞれリーフレットの郵送による禁煙支援を盛岡市保健センターが行った。また禁煙開始後3ヵ月目に介入・対照薬局に対して同保健センターが禁煙達成の判定を行った。
6)評価:禁煙宣言を行い禁煙実施予定日から3ヵ月間喫煙行動が出現しなかった者を禁煙達成者とした。禁煙達成は自己申告後呼気中CO濃度を行って判定することとした。
〈結果〉
平成18及び19年度の対象者数は114名(男性94名(平均±SD:46.6±14.2歳)、女性20名(44.0±14.9歳))であった。禁煙達成者数(%)は介入群は13名(23.2%)対照群は6名(10.3%)であった。
介入群対照群間の禁煙達成率について、カイ二乗検定を用いて検定した結果p=0.081であり、5%水準では有意ではなかったが、2倍以上の達成率の差となった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi