研究課題/領域番号 |
18790566
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
辰巳 佐和子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 研究員 (80420545)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 腎不全 / リン / シグナルシークエンストラップ / ペプチドホルモン / FGF-23 / FGF23 / Klotho |
研究概要 |
慢性腎不全、長期透析患者では腎機能の多くが破綻しているため、生体内リンは恒常性を失う。結果として腎不全患者や長期透析患者はしばしば高リン血症を引き起こす。長期透析患者では血管石灰化及び心血管合併症を発症する。高リン血症の予防治療には腸管におけるリン吸収阻害が必須である。腸管におけるリン吸収調節機構については食事性リン含量、活性型ビタミンD、FGF-23が関与していることが報告されているが、未だ謎が多い。そこで、腸管より分泌される新規リン調節ペプチドホルモン様物質(Low phosphate induced peptide:LPP)の同定、機能解析を通して、長期透析患者、腎不全患者に見られる高リン血症の治療を目指した基礎的知見を提供することを目的とした。 昨年度は、「腎臓培養細胞(OK細胞)を用いた、リン調節ペプチドホルモン様物質(LPP)候補の評価系の確立を行った。既に報告されているリン調節調節ホルモンである、活性型ビタミンD、PTH、FGF-23においてはリン酸輸送活性を指標として、ホルモンの活性を検討することが出来た。本年度は新規リン調節ペプチドホルモン様物質を同定するため、シグナルシークエントラップ法により、得られたLLP候補分子(機能が未知である分子を含む7個)の機能を解析に重点を置いた。確立した評価系を用いて、解析を行うため、細胞内に候補遺伝子を投入し、機能を検討中である。また同時に現在候補分子の、リコンビナントタンパク質を精製中である。 今後、さらにLLP候補分子の添加実験を行い、リン輸送活性変化、ナトリウム依存性リン輸送担体の局在変化を調べる予定である。
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