研究課題/領域番号 |
18790578
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
石黒 喜美子 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20424161)
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研究協力者 |
林 香 慶應義塾大学, 医学部, 研究員(非常勤) (60445294)
篠村 裕之 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00235293)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 高血圧 / 腎臓病 |
研究概要 |
高血圧自然発症ラット(SHR)の高血圧発症時期にアンジオテンシン拮抗薬(ARB)を一過性に投与すると、休薬後も高血圧・腎障害の発症が抑制され、レニン・アルドステロン共に低値であった.そこで今回はSHRの高血圧発症後である16〜18週齢の間ACE阻害薬・ARBを一過性投与('一過性パルス療法')した後休薬した.血圧はパルス療法終了3ヶ月後でも無処置群と比較して約30-40mmHg低値を保った。組織学的に2週間のARBパルス療法直後では腎細動脈の肥厚が著明に退縮し,ほぼWKと同様であった.腎臓のマイクロアレイ解析とreal-time RT-PCRではARBパルス投与により細動脈におけるMMP-13活性の誘導・MMP-9活性の低下を認め、蛍光免疫染色でも同様な成績が確認された。これらの変化が腎細動脈肥厚の退縮をもたらし、microvascular remodelingに直接関与することで、投与中止後の血圧低下が持続し,血圧の退行(regression)をもたらす可能性が示された。
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