研究課題/領域番号 |
18790636
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 智子 九州大学, 医学研究所, 学術研究員 (10380528)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ステロイドホルモン / 間葉系幹細胞 / 再生医学 / 発生・分化 |
研究概要 |
1.副腎・性腺分化に関与することが報告されている因子のうち、WT1、DAX1、SF-1/Ad4BP、PBX1、CITED2、WNT4、SRYおよびSOX9をレンチウイルスベクターにてヒト骨髄由来間葉系幹細胞(hMSCs)に導入し、ステロイド産生細胞への分化に及ぼす影響を検討した結果、SF-1/Ad4BP導入細胞のみがステロイド産生性を示した。このことからSF-1/Ad4BPはhMSCsのステロイド産生細胞への分化に必須な因子であることが示唆された。 2.hMSCsにWT1を強制発現した結果、内因性のSF-1/Ad4BPがmRNAレベルで発現誘導された。この結果は副腎・性腺分化カスケードと一致している。しかしながらWT1導入hMSCsではステロイド産生を認めなかった。この理由はWT1によってDAX1の発現が誘導され、DAX1がStARの発現を抑制するためと考えられる。 3.SF-1/Ad4BPによる分化誘導時に発現量が変動した遺伝子のうちINHBB、MAFBについてそれぞれsiRNAによる発現阻害実験を行い、SF-1/Ad4BPによる分化誘導への影響について検討した。その結果、INHBB発現阻害細胞ではテストステロン産生が抑制され、MAFB発現阻害細胞ではプロゲステロン産生が抑制された。よって、INHBBおよびMAFBはステロイド産生細胞への分化またはステロイド産生の調節に関与している可能性が示唆された。
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