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ロタウイルスVP7に対するアプタマーの作成

研究課題

研究課題/領域番号 18790726
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

本間 真二郎  札幌医科大学, 医学部, 助教 (00404658)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードウイルス / 核酸 / 遺伝子 / 感染症
研究概要

ロタワイルスは乳幼児の重症下痢症の原因として最も車症なワイルスである。ロタウイルスの外郭蛋白の1つであるVP7は中和抗原を誘導する抗原である。本研究はロタウイルスの主要な5つの血清型(G1,G2,G3,G4,G7)のVP7に対するDNAアプタマーの作成法の確立を目的とした。我々は昨年,バキュロウイルス発現系を用いてロタウイルスの主要な5つの血清型の外郭蛋白であるVP7を大量に発現した。大量に発現したそれぞれのVP7蛋白をNi-NTA法を用いて精製しウエスタンブロット法にて確認した。
HNS-activated Sepharoseを用いて発現,精製したタンパク質をカラムと結合し,アプタマーに対する結合基質として使用した。60 base長のランダム配列のオリゴヌクレオチドを合成し,精製した個々のVP7タンパク質に対するアプタマーの作成を試みた。カラムに結合した蛋白質とランダム配列のオリゴヌクレオチドとの結合,洗浄,溶出を繰り返し施行したが,選択されたすべてのアプタマーの特異性は非常に低く,特異性の高いアプタマーの作成は困難であった。現在,結合・溶出の回数を増やす,あるいはTAクローニング法を使用し作成されたアプタマーから特異性の高いものを再選択する研究を継続中である。本研究はヒトロタウイルスの外郭蛋白質に対するアプタマーを作成するはじめての試みであったが,アプタマーの作成は可能であるものの,その選択法は更なる改良が必要であると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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