研究概要 |
(1)=瘡に対する青色光を用いた光線力学療法の効果についての研究では顔面および体幹部の=瘡に高輝度狭帯青色光narrow-band blue light (400-430nm)照射機器であるMultuClearTMをよる青色光照射を行い、良好な治療効果を得るためのプロトコールを発表した。 (2)XTRAC Ultra LaserTMを用いたエキシマレーザーの尋常性白斑に対する治療効果の検討においては50回照射で顔面、四肢体幹では100%に色素出現を認め、特に難治性とされる手足においても70%で色素出現をみとめ非常に有効性が高いことが示された。前実験として行ったヒト3次元培養表皮モデルを利用したnarrow-band UVB、broad-band UVB,エキシマレーザー、エキシマライト照射による表皮角化細胞からのサイトカイン賛成のELISA法による検討ではET-1が紫外線の照射量依存性に多く産生されることが明らかになった。
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