研究課題/領域番号 |
18790805
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
齊藤 典充 北里大学, 医学部, 講師 (80276120)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 円形脱毛症 / 発毛関連遺伝子 / 遺伝子発現 / 免疫学的特権 / 脱毛症 / 遺伝子導入 |
研究概要 |
我々は、ヒトの成長期毛におけるMycの発現を検討し、Mycは毛包のBulge領域に存在する、stemcellに発現し、毛周期をコントロールしている可能性があることを示唆する結果を得た。一方、円形脱毛症患者におけるMyc発現を病期ごとに検討した。その結果、円形脱毛症患者においては、円形脱毛症発症時、症状完成期のみならず、回復し発毛がみられた後でもMycの毛包Bulge領域ににおける発現が減弱していることを証明した。その結果は未だ不十分ではあるが、症状の回復した患者でも依然として防御機構は破たんした状態が続き、このことは、未だ解明されていない円形脱毛症の再発が繰り返される機序を解明するための基盤になると考えられる。
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