研究課題
若手研究(B)
精神障害を持つ子どもへの集中的な治療法として入院治療があるが、その有効性は検討されていない。そこで、児童思春期精神科入院治療の予後を検討し、それにどのような要因が関連しているかを明らかにすることを目的に調査を実施した。追跡対象者は96名で、多くは重症であり、家族の問題も抱えていることが多かった。追跡期間は平均約3年であり、約32%が再入院、約30%が何らかの就労をしていた。再入院率は統合失調症圏および摂食障害において高く、発達障害において低い傾向があった。
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