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ω受容体の可視化を目的とした新規PET用イメージングプローブの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18790866
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関東北大学

研究代表者

船木 善仁  東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 助教 (50261491)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード[11C]clobazam / ω2受容体 / PET / [^<11>C]clobazam
研究概要

ラット脳切片における[^<11>C]clabazamの動態変化
Dynamic positron autoradiography法を用いたラット脳スライスへの取り込み実験の結果、[^<11>C]clabazamは大脳皮質や海馬に高く取り込まれることが示された。この結果はin vitro、 in vitroにおける結合実験の結果を支持するものだった。また、非放射性clabazamを予め添加しておくことによってその取り込みが低下することからこの取り込みは[^<11>C]donepezi1の特異的結合を示している可能性が考えられた。
新規動物用PET装置を用いた[^<11>C]clabazamの動態
当センターに設置されている半導体検出器を用いた動物用PETを用いてin vivoにおける[^<11>C]clabazamの動態を確認した。塩酸ケタミン麻酔下、ラット尾静脈より[^<11>C]clabazamを投与し、90分間撮影を行った。その結果、[^<ll>C]clabazamは大脳皮質、海馬に高い取り込みが観察された。また、各部位にROIを設定して、分布の経時的変化を確認したところ、ラットを複数匹用いた脳内分布と変わらない結果を示した。また。非放射性clabazamを前投与することによってこれらの結合は低下したことから、この分布は[^<11>C]donepezilの特異的結合を示していることも明らかとなった。
以上の結果から、[^<11>C]clabazamはω受容体の新たなイメージングプローブとなりうることが考えられた。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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