研究課題/領域番号 |
18790875
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
風間 俊基 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (70375781)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | MRI / エラストグラフィ / 振動装置 / 解析ソフト / 乳腺 / PET / CT / 癌治療 / 硬度定量法 / 乳癌 / 拡散情報 |
研究概要 |
前年度に引き続きMRエラストグラフィの振動装置や解析ソフトなどの開発に取り組んだ。過去に報告のある肝臓では、乳腺と異なり比較的均一な組織からできており、振動を加える部位とエラストグラフィ測定部位を離すことが可能だ。しかし、乳腺では組織が非常に不均一で、振動装置とエラストグラフィ測定部位を近接しないとエラストグラフィの解析が困難であった。そのため、振動発生装置とエラストグラフィ測定部を近接せざるえず、振動発生装置から生じるアーチファクトの軽減は困難であった。また、振動発生装置などにより磁場のゆがみももたらされ、振動による組織のゆがみを検出し解析するソフトの開発も難航した。このため今年度は臨床研究に入る予定であったが、乳腺腫瘤の良悪性の鑑別、乳癌の進展範囲の評価、乳房全体の弾性率の計測などの臨床研究に入ることができなかった。 このように中心的な研究ではうまくいかなかったが、派生的に行ったPETによる癌化学療法副作用発見法、癌と血管新生の関係、癌に対する放射線治療により誘発された悪性腫瘍の研究では下記のとおり3個の学術論文発表を行うことができた。それらでは、「PETで癌化学療法に伴う薬剤性肺炎の早期発見ができること」、「造影CTにより食道癌化学放射線治療の反応の予測ができること」、「放射線治療に伴う二次発ガンではCTやMRIなどの画像による経過観察の重要なこと」、が示され、臨床的に有用であった。
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