乳癌における核内受容体SXRの意義と新たな治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 18790928
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 外科学一般
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: 六反田 奈和 群馬大学, 医学部, 助教 (50420097)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,710千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 210千円); 2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円); 2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
• キーワード: がん / DNA / タンパク質 / 癌 / 蛋白質 / 遺伝子 / RNA / 外科 / 生理学

研究概要

乳癌の発生・進展にはERが深く関与する。乳癌細胞を使用しERを介するエストロゲン(E2)作用に対するタイプII核内受容体であるSXRの関与を解析した。E2による転写活性はSXRにより用量依存性に増強された。乳癌細胞にSXRが発現することによりE2の作用が増強され、乳癌の進展に影響をきたすことが推測された。乳癌細胞におけるSXR発現の有無がER陽性乳癌治療法の選択及び治療の効果予測因子として有用であることが示された。

研究成果

• [雑誌論文] Isolated retromammary lymph node metastasis of breast cancer without axillary lymph node involvement: a case report with a false-negative sentinel lymph node biopsy (2009)
  • 著者名/発表者名: Rokutanda N(他8名、1番目)
  • 雑誌名: Breast Cancer 16巻 ページ: 162-165
  • NAID: 10025373041
  • 査読あり
• [雑誌論文] Liquid chemiluminescent DNA pull down assay to measure nuclear receptor-DNA binding in solution (2008)
  • 著者名/発表者名: Iwasaki T, Miyazaki W, Rokutanda N, Koibuchi N
  • 雑誌名: Biotechniques 45巻 ページ: 445-448
  • 査読あり
• [雑誌論文] Augmentation of estrogen receptor - mediated transcription by steroid and xenobiotic receptor (2008)
  • 著者名/発表者名: Rokutanda N(他11名, 1番目)
  • 雑誌名: Endocrine 33巻 ページ: 305-316
  • 査読あり
• [雑誌論文] Augmentation of estrogen receptor-mediated transcription by steroid and xenobiotic receptor. (2008)
  • 著者名/発表者名: Nana Rokutanda
  • 雑誌名: Endocrine 33 ページ: 305-31
  • 査読あり
• [雑誌論文] Tamoxifen activates CYP3A4 and MDR-1 genes through steroid and xenobiotic receptor in breast cancer cells. (2007)
  • 著者名/発表者名: Nagaoka R, Iwasaki T, Rokutanda N, Takeshita A, Koibuchi Y, Horiguchi J, Shimokawa N, Iino Y, Morishita Y, Koibuchi N
  • 雑誌名: Endocrine (in press)
• [雑誌論文] Significance of local recurrence as a prognostic factor in the treatment of breast cancer (2006)
  • 著者名/発表者名: Horiguchi J, Koibuchi Y, Yoshida T, Takata D, Kikuchi M, Rokutanda N(他4名,6番目)
  • 雑誌名: Anticancer Res 26巻 ページ: 569-571
  • 査読あり
• [雑誌論文] Diffuse sclerosing variant of papillary thyroid carcinoma: A case report (2006)
  • 著者名/発表者名: Yoshida T, Koibuchi Y, Horiguchi J, Iijima K, Kikuchi M, Takata D, Rokutanda N(他5名,7番目)
  • 雑誌名: Kitakanto Med J 56巻 ページ: 237-239
  • NAID: 110004763736
  • 査読あり
• [雑誌論文] Tamoxifen activates CYP3A4 and MDR-1 genes through steroid and xenobiotic receptor in breast cancer cells (2006)
  • 著者名/発表者名: Nagaoka R, Iwasaki T, Rokutanda N(他7名,3番目)
  • 雑誌名: Endocrine 30巻 ページ: 261-268
  • 査読あり
• [雑誌論文] Significance of local recurrence as a prognostic factor in the treatment of breast cancer. (2006)
  • 著者名/発表者名: Horiguchi J, Koibuchi Y, Yoshida T, Takata D, Kikuchi M, Rokutanda N, Nagaoka R, Iino Y, Sakurai H, Morishita Y
  • 雑誌名: Anticancer Res 26 ページ: 569-574
• [雑誌論文] Diffuse sclerosing variant of papillary thyroid carcinoma : A case report. (2006)
  • 著者名/発表者名: Yoshida T, Koibuchi Y, Horiguchi J, Iijima K, Kikuchi M, Takata D, Rokutanda N, Nagaoka R, Sato A, Oyama T, Iino Y, Morishita Y
  • 雑誌名: Kitakanto Med J 56 ページ: 237-239
  • NAID: 110004763736
• [学会発表] 乳癌外来化学療法におけるチーム医療の現状〜アンケート結果より〜 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第5回乳癌学会関東地方会
  • 発表場所: 大宮
  • 年月日: 2008-12-13
• [学会発表] 「乳癌外来化学療法におけるチーム医療の現状」~アンケート結果より~. (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第5回乳癌学会関東地方会
  • 発表場所: 大宮
  • 年月日: 2008-12-13
• [学会発表] complex sclerosing lesionを合併した両側乳癌の1例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他11名、1番目)
  • 学会等名: 第18回日本乳癌検診学会総会
  • 発表場所: 名古屋
• [学会発表] Trastuzumab+Paclitaxel併用術前化学療法後に再発したHER2陽性乳癌の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第46回日本癌治療学会総会学術集会
  • 発表場所: 名古屋
• [学会発表] 機能性結節を合併したBasedow病(Marine-Lenhart 症候群)の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第41回甲状腺外科学会総会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] センチネルリンパ節生検(SNB)省略可能な乳癌症例の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他7名、1番目)
  • 学会等名: 第16回日本乳癌学会学術総会
  • 発表場所: 大阪
• [学会発表] 異時的に診断された副腎褐色細胞腫とparagangliomaの合併例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他7名、1番目)
  • 学会等名: 第20回日本内分泌外科学会総会
  • 発表場所: 仙台
• [学会発表] steroid and xenobiotic receptor(SXR)の乳癌の発生・進展への影響 〜ERを介した転写活性の増強作用〜 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第108回日本外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 長崎
• [学会発表] steroid and xenobiotic receptor(SXR)の乳癌の発生・進展へめ影響~ERを介した転写活性の増強作用~ (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第108回日本外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 長崎
• [学会発表] 異時的に診断された副腎褐色細胞腫とparagamgliomaの合併例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第20回日本内分泌外科学会総会
  • 発表場所: 仙台
• [学会発表] 機能性結節を合併しだBasedow病(Marine-Lenhart症候群)の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第41回甲状腺外科学会総会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] conplex sclerosing lesiomを合併した両側乳癌の1例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第18回日本乳癌検診学会総会
  • 発表場所: 名古屋
• [学会発表] 術前化学療法としてFECを施行しpCRを得られた一例 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第4回乳癌学会関東地方会
  • 発表場所: 大宮
  • 年月日: 2007-11-16
• [学会発表] 術前化学療法としてFECを施行しpCRを得られた一例 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第4回日本乳癌学会関東地方会
  • 発表場所: 大宮
  • 年月日: 2007-11-16
• [学会発表] 腎機能障害を伴った上皮小体癌の1例 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第40回甲状腺外科学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2007-10-18
• [学会発表] 検診発見乳癌における病理組織型別マンモグラフィ像の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他8名、1番目)
  • 学会等名: 第17回日本乳癌検診学会総会
  • 発表場所: 横浜
• [学会発表] 術前化学療法施行した原発性両側乳癌の4例 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第45回日本癌治療学会総会学術集会
  • 発表場所: 京都
• [学会発表] 術前画像診断によるセンチネルリンパ節転移の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他9名、1番目)
  • 学会等名: 第15回日本乳癌学会学術総会
  • 発表場所: 横浜
• [学会発表] 乳癌術前リンパ節転移診断における超音波の有用性 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他8名、1番目)
  • 学会等名: 第107回日本外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 大阪
• [学会発表] 術前腋窩超音波診断によるリンパ節転移の有無の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第15回日本乳癌学会総会
  • 発表場所: 横浜
• [学会発表] 術前化学療法施行した原発性両側乳癌の4例 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第107回日本外科学会定期学術総会
  • 発表場所: 大阪
• [学会発表] 乳癌術前リンパ節転移診断における超音波の有用性 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第45回日本癌治療学会総会
  • 発表場所: 京都
• [学会発表] 腎機能障害を伴なった上皮小体癌の一例 (2007)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和
  • 学会等名: 第40回甲状腺外科学会総会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 管状癌の臨床病理学的検討〜マンモグラフィ所見を中心に〜 (2006)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他10名、1番目)
  • 学会等名: 第16回日本乳癌検診学会総会
  • 発表場所: 仙台
• [学会発表] 術前N0症例に対するリンパ節超音波診断の有用性の検討 (2006)
  • 著者名/発表者名: 六反田奈和(他10名、1番目)
  • 学会等名: 第14回日本乳癌学会学術総会
  • 発表場所: 金沢
• [学会発表] The novel mechanism of the potentiation of estrogen action by steroid and xenobiotic receptor (SXR) in breast cancer cells (2006)
  • 著者名/発表者名: Rokutanda Nana(他10名、1番目)
  • 学会等名: The Endocrine Society's 88th Annual Meeting, MA
  • 発表場所: Boston