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加齢による慢性酸化ストレスに伴う稀突起膠細胞の動態及び大脳白質病変発症機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18791008
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関山形大学

研究代表者

竹村 直  山形大学, 医学部・脳神経外科, 助教 (90344803)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード酸化ストレス / 稀突起膠細胞 / 加齢 / 希突起膠細胞 / 大脳白質病変 / 神経再生
研究概要

高齢者におけるびまん性白質病変が、高次脳機能障害(認知症)などの原因になることが知られている。その機序の一つとしては慢性脳虚血が関与していることがいわれており、その傷害の主体は神経細胞そのものというよりは稀突起膠細胞と考えられている。また、虚血以外にも酸化ストレス、特に加齢に伴う慢性的な酸化ストレスが関与している可能性も考えられる。我々は既に加齢に伴う慢性酸化ストレスによりneurogenesisが抑制され、さらにSOD-1overxpression transgenic mouseにおいてneurogenesisに対する保護効果があることを報告している。そこで、この生体内で強力な抗酸化作用を示すSuperoxiside dismutase(SOD)の大脳白質における、特に軸索保護に関与している稀突起細胞に対する効果に着目し、慢性酸化ストレスにおける稀突起膠細胞の動態ついて検討し、びまん性白質病変に対する新たな治療開発への足がかりになることを目指した。
加齢に伴う慢性酸化ストレスに対するSOD-1の保護効果の検討として、若年および老齢マウスにて、稀突起膠細胞の新生をTgおよびWtの比較すると有為な差は得られなかった。そこで、若年マウスにて慢性脳虚血モデルを作製し、oligogenesis の変化を見ると、SOD-1Tgマウスにてoligogenesisの増加がWtに比し有為に増加していることがわかった。
今後、PDGF、FGFの発現およびCREB発現について検討を行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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