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発育期の脳における低酸素虚血後のアポトーシスと神経幹細胞の動態に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18791009
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関山形大学

研究代表者

松森 保彦  山形大, 医学部 (50344792)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード低酸素虚血 / 新生仔ラット / 神経幹細胞 / oligodendrocyte / アポトーシス
研究概要

生後7日目のSDラットを用い、右総頸動脈結紮による新生仔ラット低酸素(37℃、8%酸素のチャンバー使用)虚血モデルを作成し、1、2、4週後にBrdU(50mg/kg)を腹腔内投与し、障害大脳半球と非障害大脳半球に分け組織学的評価を行った。評価はヘマトキシリンエオジン染色および免疫染色(BrdU:細胞増殖マーカー、MBP:ミエリンのマーカー、NG2:幼弱oligodendrocyteのマーカー、NeuN:成熟neuronマーカー)にて行った。アポトーシス評価についてはTUNELにて評価を行った。結果は障害大脳半球において、BrdU陽性細胞の増加を認め、BrdUとNeuNの2重染色陽性細胞についても障害大脳半球において増加傾向を認めた。経時的変化については虚血後4週まで増加傾向であった。NG2陽性細胞については障害大脳半球にて増加傾向であった。経時的変化については虚血後2週までピークである傾向であった。以上から低酸素脳虚血により、神経細胞およびoligodendrocyteの再生の促進がなされている可能性が示唆された。今後ピークの検討が必要である。アポトーシスについては障害大脳半球において、虚血後1週後から認めたが経時的変化および細胞特異性については今後評価を行う予定である。また、神経再生に関わるneurotrophic factorの動態についても今後検討を行い、脳室内投与にて神経再生に与える影響も検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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