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幹細胞移植モザイク作成による上肢先天異常の治療

研究課題

研究課題/領域番号 18791035
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

建部 将広  名古屋大学, 医学部・附属病院, 助教 (60420379)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードmosaicism / 幹細胞 / 凝集法 / 先天異常
研究概要

GFP導入マウスより通常の方法にて体外受精を施行し、受精卵を作成した。作成した受精卵に凝集法を用いて幹細胞(幹細胞については現在市販されているマウスのES細胞を培養し使用)を導入することでmosaicismを作成した。子宮内に移植して妊娠させ、出産させた個体について、導入した細胞の確認・分布について蛍光顕微鏡を用いて確認。出生した個体は精巣・卵巣を含む全身に導入した細胞の確認が出来ていた。ついでGFP導入マウスのES細胞を樹立し、これを用いて通常のマウスの受精卵とのmosaicismの作成を試みた。集合胚は作成されるものの、マウス子宮内へ移植した後の妊娠の継続がされなかった。また、中胚葉性幹細胞(MSC)についてはマウス大腿骨より分離・培養した細胞を用いてmosaicismの作成を試みた。しかし、これについても集合胚は得られるものの妊娠の継続が不能であった。両者ともに集合胚は確認されており、mosaicismの作成・子宮内への移植は同様の方法で行っており、細胞レベル等何らかの障害が発生し妊娠の継続がえられなかったと考えられた。
先天異常モデルマウスについてはC57BL6 Hm+系統(合指・合趾症モデルのマウス)のマウスを導入した。受精卵を採取し、この系統のマウスに対してのmosaicismを作成することにより先天異常の発生を防ぐことを試みた。このマウスを繁殖させ、仔の四肢に幹細胞(C57BL6/EGFP系統:ES細胞・MSC)を注入し、細胞の生着および組織への分化を確認している。今後はこの結果を踏まえて論文などにまとめていく予定となっている。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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