細胞障害に対する水チャネル<アクアポリン>の保護的作用と新しい脳浮腫治療への応用

• 研究課題/領域番号: 18791093
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 麻酔・蘇生学
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 安藤 雅樹 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (10381865)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 240千円); 2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円); 2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
• キーワード: 中枢神経 / 脳浮腫 / アクアポリン / アストロサイト / 脳保護

研究概要

水を特異的に通過させるアクアポリン4(AQP4)は、脳浮腫に深く関与している可能性が示唆されている。脳浮腫の抑制にはアストロサイトにおけるAQP4 機能の維持が重要と考え、AQP4 機能を解析するためにsiRNA によるAQP4 発現抑制系をほぼ確立できた。また、細胞障害におけるAQP4 機能を解析するために、培養アストロサイトを用いた低酸素障害モデル系を確立した。

研究成果

• [雑誌論文] 救急専従医のいない二次救急医療施設での研修医に対する救急標準化教育の現状-研修医へのアンケート調査を通して-別冊 (2008)
  • 著者名/発表者名: 安藤雅樹、竹内昭憲、谷内仁、増田和彦、服部友紀、久保貞祐、祖父江和哉
  • 雑誌名: 日臨救急医会誌(JJSEM) 11 ページ: 434-439
  • 査読あり
• [学会発表] 小児天性心疾患症例に対するカフなしチューブの入れ換え率-小児カフ付きチューブ導入の前調査として- (2008)
  • 著者名/発表者名: 島田靖子、加藤利奈、森田正人、成松紀子、安藤雅樹、服部友紀、薊隆文、祖父江和哉
  • 学会等名: 第28回日本臨床麻酔学会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2008-11-22
• [学会発表] 医学部5年生の救急部臨床実習期間は一週間で十分なのか (2008)
  • 著者名/発表者名: 安藤雅樹、竹内昭憲、谷内仁、増田和彦、服部友紀、久保貞祐、祖父江和哉
  • 学会等名: 第36回日本救急医学
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2008-10-13
• [学会発表] 医学部5年生の救急部臨床実習期間は-週間で十分なのか (2008)
  • 著者名/発表者名: 安藤雅樹, 他
  • 学会等名: 第36回日本救急医学会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2008-10-13
• [学会発表] 痙彎コントロールに難渋して長期ICU管理を要した傍腫瘍性脳炎の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 井上明日香、伊藤彰師、加藤利奈、成松紀子、安藤雅樹、水落雄一朗、森田正人、平手博之、薊隆文、祖父江和哉
  • 学会等名: 第16回日本集中治療医学会 東海北陸地方会
  • 発表場所: 岐阜
  • 年月日: 2008-07-05
• [学会発表] 痙攣コントロールに難渋して長期ICU管理を要した傍腫瘍性脳炎の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 井上明日香、伊藤彰師、加藤利奈、成松紀子、安藤雅樹、水落雄一朗、森田正人、平手博之、薊隆文、祖父江和哉
  • 学会等名: 第16回日本集中治療医学会東海北陸地方会
  • 発表場所: 岐阜
  • 年月日: 2008-07-05
• [学会発表] 当院ICUにおけるランジオロールの使用経験 (2007)
  • 著者名/発表者名: 山内浩輝、祖父江和哉、杉浦健之、安藤雅樹、加藤利奈、成松紀子、笹野寛、勝屋弘忠
  • 学会等名: 第15回日本集中治療医学会東海北陸地方会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2007-06-16
• [学会発表] ICU長期入室患者における深在性真菌症のリスクファクター (2006)
  • 著者名/発表者名: 安藤雅樹、他5名
  • 学会等名: 第34回日本救急医学会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2006-10-30