• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高血圧ラットにおける揮発性麻酔薬がアンギオテンシン系血管収縮に与える影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18791103
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

根来 孝明  和歌山県立医大, 医学部, 助手 (30336896)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードアンギオテンシン / セボフルラン / ノルエピネフリン / 血管平滑筋 / PKC
研究概要

1.等尺性張力の測定:正常血圧のWKYラットの胸部下行大動脈の内皮除去リング状標本を作成、Krebs液還流下において等尺性張力変化を記録した。ノルエピネフリン累積適用(1x10^<-10>〜10^<-6>mM)による収縮反応を記録し、これを対照とした。次にアンギオテンシンII適用後のノルエピネフリン収縮作用を測定した。アンギオテンシンIIによるノルエピネフリン収縮作用の増強効果を確認し、Wistarラットを用いて行った予備実験の結果と比較した。WKYにおけるアンギオテンシンIIによるノルエピネフリン収縮作用の増強効果はWistarでの結果と比較して平均が小さいうえ、分散も大きく、有意な差を示さなかった。今後、症例数を増加させ、NE収縮の増強効果が最大となるNE濃度を決定し、ウエスタンブロッティング法によってアンギオテンシンIIによるPKC、Rho K、TK活性の測定をおこなう。
2.高血圧ラットでの等尺性張力の測定:自然発生高血圧ラット(SHR)においてAT-IIのNEに対する感受性増大作用の測定を行った。SHRの胸部下行大動脈の内皮除去リング状標本を作成、1と同様の研究を行った。SHRでのアンギオテンシンIIによるノルエピネフリン収縮作用の増強効果はWKYの結果と比較して有意な差は示さなかった。今後、アンギオテンシンII適用前にイソフルラン、セボフルランで処置し、あるいはプロポフォールをKrebs液に適用し、アンギオテンシンII存在下でのNE収縮の増強を得て、アンギオテンシンIIによるノルエピネフリン収縮作用に与える吸入麻酔薬の影響を観察する予定である。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi