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夜間頻尿の治療法開発を目指したテレメトリー法によるラット膀胱求心性神経活動の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18791134
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

鳥本 一匡  奈良県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (10382293)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード排尿機能 / 膀胱 / 神経活動電位 / 過活動膀胱 / ラット / 泌尿器科学
研究概要

平成19年度は,平成18年度に確立した実験(2)/(3)の方法による測定技術の安定化を行った。具体的には,以下の如くである。
ウレタン麻酔下(1.2g/kg皮下注射)に下腹部正中切開を置き,膀胱を露出する。膀胱頂部より膀胱瘻カテーテル(PE-50)を挿入・固定する。下腹部を開いたまま実験を行うにあたり,臓器の乾燥を防ぐため腹腔内にミネラルオイルを満たす。膀胱内に挿入したPE-50を,三方活栓を介してシリンジポンプ(Pump22[○!R])および圧トランスデューサに接続する。シリンジポンプにより膀胱内に0.04 mlAnin の生理食塩水を持続注入し,排尿反射を惹起,圧トランスデューサをPower Lab[○!R]に接続することで膀胱内圧測定を行う。続いて,気管切開によりPE-240チューブを挿入し,人工呼吸を可能とする。左骨盤神経を骨盤神経叢より中枢側で周囲組織より剥離し,記録電極1対を神経線維に掛ける。膀胱求心性神経電位を記録するため,神経線維中枢側は切断する。神経活動電位は,記録電極→高感度生体増幅器→A/D converter (PowerLab[○!R])→パソコンを接続したシステムで行う。前述のように,シリンジポンプにより膀胱内に0.04 ml/min の生理食塩水を持続注入することにより排尿反射を惹起し、同時に神経線維から活動電位を記録する。次に,神経活動電位記録時の周辺ノイズを軽減するため,筋弛緩薬ガラミン静注により横紋筋の活動電位を消失させる。同時に人工呼吸を開始する。同様に膀胱内圧測定,骨盤神経線維の活動電位を記録する。麻酔深度,手術手技,電磁波の遮蔽状況が,測定結果に影響するため,今後更なる工夫を施し,テレメトリー測定技術の基礎を確立する必要がある。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 膀胱求心性神経電位測定の工夫2008

    • 著者名/発表者名
      鳥本 一匡
    • 学会等名
      New Generation Urologist Forum 2008
    • 発表場所
      横浜ロイヤルパークホテル
    • 年月日
      2008-04-25
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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