研究課題/領域番号 |
18791243
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 明彦 日本医大, 医学部, 助手 (30318498)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 内耳 / 遺伝子発現 / 細胞培養 |
研究概要 |
内耳細胞培養を用いたCochlinアイソフォーム発現メカニズムの解明。 今年度は、ラット内耳fibrocyteのprimary cultureを用いた研究に着手した。 1.我々の作成したCochlinアイソフォーム特異的抗体を用いたウェスタンブロットでアイソフォーム発現パターンを解析した。特異抗体による解析の結果、ラット内耳fibrocyteのprimary cultureではCochlinが非常に微量しか発現していないことが判明した。これは内耳のmicro-environmentがCochlin発現に必須であることを示す結果である。今後Cochlin発現調節の研究に重要な示唆を与えると考えられる。 2.そこで、次にCochlinのmRNA発現を検討した結果、やはりmRNAレベルでも非常に微量の発現であったため、PCR産物のダイレクトシークエンシングを行ったところCochlinであることが確認された。今後、この遺伝子発現調節機構を検討する。 2.COCH遺伝子発現の調節機構を探るために、内耳からcDNAを合成し、5'-RACE、3'-RACEを用いて異なる転写産物の有無並びに上流のUTR遺伝子配列を決定した。この結果、5'RACEでは一本のバンド、3'RACEでは長さの異なる3本のバンドを認めた。 5'RACE産物の配列を解析した結果、転写開始部位はSignal配列の約50base上流、3'RACEでは転写開始点から約700base、約2000base、約2440base下流の3種であった。現在この配列の分子生物学的意義を解析している段階である。
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