• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

サル高眼圧モデルを用いた緑内障発症機構に関する分子解析

研究課題

研究課題/領域番号 18791267
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関信州大学

研究代表者

宮原 照良  信州大学, 医学部附属病院, 助教 (80362135)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードセルロプラスミン / 網膜 / 加齢 / 鉄代謝 / 緑内障 / マイクロアレイ / 視神経 / 遺伝子治療
研究概要

セルロプラスミンノックアウトマウス(セルロプラスミンノックアウトマウスとC57BL/6Jマウスとを8世代継代させC57BL/6Jマウスの遺伝的背景をもつ。)をヘテロ同士で交配し同腹より産まれたマウスを繁殖させ,負荷をかけず自然な状態で12ケ月齢まで飼育した。
12ケ月齢のマウスを散瞳させ,眼底検査を行ったところ検眼鏡的にドルーゼンの散在を認めたが,数,形態においてワイルドタイプマウスと比較検討するも違いは認められなかった。またフルオレセインを腹腔内投与し,螢光眼底造影検査を行ったが,ともに脈絡膜新生血管は認めなかった。
またHE染色により病理組織学的に検討をしたが網膜に異常所見は認められなかった。緑内障性視神経障害による網膜神経節細胞の脱落を検討するため細胆数を比較したが,ワイルドタイプマウスと有意な差は認められなかった(ホモ:ワイルド261±9:272±5p=0.3575(n=5))。網膜組織の鉄染色をおこなったがワイルド,ホモタイプマウスともに網膜組織への鉄沈着は認めなかった。
さらに脈絡膜強膜flatmountを作成し,網膜色素上皮細胞に特異的なタンパクであるElastinに対する抗体を使用し免疫組織学に観察したが,ともに加齢性変化によると考えられる網膜色素上皮の形態に大小不同がみられるものの両者の間で違いはなく,脈絡膜新生血管も認めなかった。
結果として今回12ケ月齢のセルロプラスミンノックアウトマウスではワイルドタイプマウスと比較して加齢に伴う網膜への影響の違いは認められなかった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 25-gauge vitrectomy to treat ocular complications of familial amyloid Polyneuropathy.2007

    • 著者名/発表者名
      Teruyoshi Miyahara
    • 雑誌名

      Journal Of Glaucoma 16・1

      ページ: 169-170

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi