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サイトカイン・バランスから見た重症感染症の病態解析と治療抵抗性遺伝下の同定

研究課題

研究課題/領域番号 18791335
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 救急医学
研究機関岐阜大学

研究代表者

加藤 雅康  岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (60345783)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード遺伝子多型 / 感染症 / サイトカイン
研究概要

深在性真菌症も生体の恒常性を維持する意味でapoptosisおよびnecrosis,抗炎症性サイトカインと炎症性サイトカインのバランスが大きく関与していることは明らかである。臨床の現場においては,深在性真菌症は敗血症と複雑に病態が混合してしまっており,病態を解明することは困難である。しかし迅速なβ-Dグルカン値とサイトカイン測定により,その病態を解析し,それを基に重症度の予測や適切な治療には結び付けられるのではないかと考え,研究しており,以下のように実績を挙げ,今後研究を継続するつもりである。第42回日本腹部救急医学会総会ワ-クショップ,第9回日本臨床救急医学会総会ワークショップにおいて炎症性サイトカイン,抗炎症性サイトカインおよびHMGB1などについて測定し,深在性真菌症におけるβ-Dグルカンとの関係についてある程度解明することが可能となり発表した。また第20回日本外傷学会総会,第61回消化器外科学会総会にて発表し研究実績を残した。さらに第29回米国ショック学会総会においても発表し本邦および海外においても一定の評価は得られたと考える。本年度日本ショック学会総会,日本消化器外科学会総会,日本臨床外科学会総会,日本腹部救急医学会総会においても発表し研究実績を残した。最終報告として平成20年4月以降,日本外傷学会,日本麻酔学会,日本臨床救急医学会,米国外傷学会総会でも発表予定であり国内外においても今後一定の評価は得られると考える。また,apoptosisに関連したサイトカインネットワークも解明しつつあり,迅速サイトカイン測定により早期に病態の把握が可能となり,オーダーメイド治療への第一歩にもなる。深在性真菌症治療はもとより救急集中治療領域における重症化の予測など大いに貢献しうると考え,科研費終了後もさらなる研究実績を積んでいきたいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 重症急性膵炎における感染性合併症の検討2007

    • 著者名/発表者名
      白井邦博
    • 学会等名
      第62回日本消化器外科学会学術集会
    • 発表場所
      東京 京王プラザホテル
    • 年月日
      2007-07-19
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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