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敗血症におけるアポトーシスとサイトカインネットワーク及び遺伝子多型の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18791336
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 救急医学
研究機関岐阜大学

研究代表者

松橋 延壽  岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (20402159)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードサイトカイン / 敗血症 / 感染症
研究概要

救急および集中治療領域におけるさまざまな疾患(急性膵炎,腹膜炎,ARDS,重症熱症,外傷)の敗血症状態におけるナイトカインネットワークを調査するとともに,apoptosisを誘導する上・下流のサイトカイン,さらには遺伝子多型において特定のgenotypeが存在するか否かが注目される点について研究し,研究実績を以下のように残し,科研費終了後も今後継続研究しいくつもりであるが報告する。
初年度は第42回日本腹部救急医学会総会ワークショップ(敗血症患者におけるケミカルメディエーターの動態とその制御),第9回日本臨床救急医学会総会においてワークショップ(救急における感染症)において炎症性サイトカイン,抗炎症性サイトカインおよびHMGBlなどについて測定し,敗血症(腹膜炎,急性膵炎など)との関係についてある程度解明することが可能となり発表した。また第20回日本外傷学会総会,第62回消化器外科学会総会においても発表し研究実績を残した。第30回米国ショック学会総会でも発表し海外においても一定の評価は得られたと考える。さらに本年度は第22回日本ショック学会総会,第62回日本消化器外科学会総会,日本臨床外科学会総会,日本腹部救急医学会総会においても発表し研究実績を残した。また論文報告においては,日本外科系連合会雑誌に掲載され,現在日本集中治療学会雑誌および日本臨床外科学会雑誌において現在投稿中である。そして最終報告として平成20年4月以降,日本外傷学会総会,日本麻酔学会,日本臨床救急医学会,米国外傷学会総会にて発表予定である。今後さらに敗血症における,これまでに生体の恒常性を維持する意味でapoptosisおよびnecrosis,抗炎症性サイトカインと炎症性サイトカインのバランスが大きく関与していることは明らかにしつつ,個々のサイトカインを測定し,その病態を解析し,それを基に重症度の予測や適切な治療には結び付けられるのではないかと考え,さらに薬理遺伝観点から遺伝子の解析を行いオーダーメイド治療への発展を考え,今後も研究実績を重ねるつもりであるが報告する。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 敗血症性ショックかち心原性ショックを併発し救命できた重症胃潰瘍穿孔の一例2007

    • 著者名/発表者名
      松橋 延壽
    • 雑誌名

      日本外科系連合学会誌 32

      ページ: 754-757

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] β-Dグルカン値を指標とした深在性真菌症に対するミカファンギンの有効性の検討2007

    • 著者名/発表者名
      松橋 延壽
    • 雑誌名

      日本集中治療医学会雑誌 14

      ページ: 77-80

    • NAID

      10020175361

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 胃・十二指腸潰瘍穿孔に対する保存的治療例の検討2007

    • 著者名/発表者名
      松橋 延壽
    • 雑誌名

      岐阜県総合医療センター年報 28

      ページ: 65-68

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] β-Dグルカン値を指標とした深在性真菌症に対するミカファンギンの有効性の検討2007

    • 著者名/発表者名
      松橋延壽
    • 雑誌名

      日本集中治療医学会雑誌 14

      ページ: 77-80

    • NAID

      10020175361

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 当院における胃・十二指腸潰瘍穿孔に対する保存的治療例の検討2007

    • 著者名/発表者名
      松橋 延壽
    • 学会等名
      日本臨床外科学会
    • 発表場所
      パシフイコ横浜
    • 年月日
      2007-12-01
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 当科における定期手術のSSI発生に関する検討と今後の課題2007

    • 著者名/発表者名
      松橋 延壽
    • 学会等名
      日本梢化器外科学会
    • 発表場所
      京王プラザホテル
    • 年月日
      2007-07-18
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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