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実用型口内法X線撮影シミュレーションシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18791383
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関九州大学

研究代表者

岡村 和俊  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (20346802)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード口内法 X 線撮影 / シミュレーション / 学生実習 / 口内法X線撮影
研究概要

これまでの歯学部学生の口内法X線撮影実習ではX線照射が必要であり、教員の立ち会いのために実習時間に限度があった。技術向上のために、教員が立ち会うことが必要なX線照射を必要としない、口内法X線撮影システムを作成することを最終目標とし、昨年度アルミフレームを用いて作成した装置の関節部分を中心とした調整を行い、実用型のシミュレーションシステムを完成させた。システムは(1) 撮影対象となる上顎石膏模型に対しコーンとフィルムの位置決めを行い、(2) X照射ボタンに相当するキー及び対象歯式を入力することにより、その位置決めに応じたシミュレーション画像が表示されるというものである。
教員による本システムの評価を行ったところ、シミュレーション画像の画質や教育上必要な解剖学的構造が描出されているかについてはおおむね良好な評価を得た。一方、関節部分が硬く、移動後の位置保持力が実際の装置よりも乏しいという結果となった。関節部分にポテンショメータを使用し、位置と姿勢を推定していることが実際の装置との操作性の違いにつながっているが、使用の繰り返しによる保持力低下から、より位置・姿勢情報の取得に関しては設計を見直す必要があると思われた。
このように、位置決め装置について操作性と臨場感について改善すべき項目が見つかったが,シミュレーション画像の描画機能については,教育上必要な解剖学的要素を含んでおり,教育上有用なシステムになり得ることが示唆された。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 口内法X線撮影訓練システムの開発2007

    • 著者名/発表者名
      徳安達士, 他
    • 学会等名
      第16回日本コンピュータ外科学会大会
    • 発表場所
      広島大学 広仁会館
    • 年月日
      2007-11-03
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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