研究課題/領域番号 |
18791484
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
丸川 恵理子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (40419263)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,750千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 培養口腔粘膜 / 培養骨膜 / 培養骨 / 自己サイトカイン / platelet-rich-plasma |
研究概要 |
ラットにおける培養粘膜細胞シート作成時、platelet-rich-plasma(PRP多血小板血漿)を細胞培養を行う際に培養液に添加すると、培養増殖数、増殖期間ともに促進され、培養を行う際にPRPを使用することが非常に有用であることが示された。次に増殖した細胞を播種する際にplatelet-poor-plasma (PPP少血小板血漿)を応用した場合、シートがより強度を増し、操作性が向上した。しかし、ラット背部皮膚に応用した場合、その治癒過程で明らかな差が生じなかった。ビーグル犬における培養口腔粘膜細胞シートをラットと同様に作成し、口蓋粘膜における生着に対する違いを検討した。結果にばらつきが生じたが、PPPもしくはPRPを用いた方が用いなかった場合と比べて治癒が良好な傾向にあった。また、ビーグル犬での培養骨の作成条件が決定し、人工材料としてはβ-TCPを用いた。粘膜と同様培養する際に培養液にPRPを添加した場合に培養増殖数、増殖期間ともに促進されていた。細胞を播種する際にPRP、PPPを用いた場合、用いなかった場合では、PPP使用群で有意に新生骨量が増加している結果となった。
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