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歯の大きさに関する遺伝的要因の分析

研究課題

研究課題/領域番号 18791560
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

阿部 洋子  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (00325268)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2007年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2006年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワード歯学 / 遺伝学 / ゲノム
研究概要

量的形質の連鎖解析ではF_2世代の個体数が多く,染色体上のDNAマーカー間距離が短いことが精確性に寄与すると言われている。様々な情報を駆使して検索したマイクロサテライトマーカーのうち本研究対象に有用であった総マーカー数は123個となったが,それでも染色体番号により多型性検出が不十分なものも存在した。
また本研究費により購入したサーマルサイクラーは一度に96サンプルをPCRにかけることが出来るが,本研究の対象個体数は251であるため,一つのマーカーに対してサンプルを3回に分けて行う必要がある。このためPCRの準備に余分な時間および試薬消費に無駄を生じた。さらに遺伝子型のエラーチェックを分析ソフトで行った後,再PCRの必要性があるため,サーマルサイクラーの台数を増やすことが実験効率をあげるために急務であると考えられた。可能ならば電気泳動装置を増やすことも検討したい。
また本研究の発展のためにSNP解析を検討していたが,歯の大きさには複数の遺伝子座と環境要因の関与が示唆されるため,歯の形成不全をきたすマウスモデルを利用した遺伝的要因と環境要因の分析など,具体的方法を検討したいと考えている。
本研究はラットの歯冠幅径を量的形質として連鎖解析を行っているが,顎骨のサンプルも保存しているため,今後は顎骨の計測を行い,歯および顎骨の大きさにおける遺伝子座の相互関連性について分析を進めていきたいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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