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夫婦の育児能力を高める学習プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18791668
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関岡山大学

研究代表者

大塚 元美  岡山大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (30362958)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード育児支援 / 夫婦 / 育児能力 / 助産師
研究概要

本研究は、出産後に産科施設で助産師から夫婦に対する育児支援を受けた実態を明らかにし、育児開始時期の夫婦に対する学習プログラムを作成することを目的としている。今年度は、前年度の産科施設入院中に、夫婦で育児を経験した父親の思いに続いて、母親の思いについて検討した。対象は、母児ともに妊娠・出産(経膣分娩)・産褥経過が順調であった退院前日の夫婦10組(初産婦4組、経産婦6組)を対象に、半構成的面接法によりデータを収集した。面接内容は承諾を得て録音し、逐語録を作成し、内容分析を行った。出産後から夫婦一緒に育児を経験した母親の思いとして、1.夫と育児を共有することで、これからの育児に対する自信と育児への不安な気持ちを軽減させていた。2.夫が育児を経験することで、夫が母親の役割や育児の大変さを理解したり共感することで、妻に対する労りや配慮を感じていた。3.夫が子ども抱いたり、あやしたり、話しかけたりするなど父性ある行動に対し、安心し感動や喜びを感じていた。4.より父親が育児参加するために、出産時の休暇のみでなく、産後も勤務時間や休暇の調整といった社会からの支援を希望していた。5.出産後から夫婦でコミュニケーションを図る時間が持て、人間関係をより円滑にしている。以上により、親子関係や夫婦関係にポジティブな影響が示されたことにより、産科施設入院中に母親と同様に父親に対する育児支援の必要性と重要性が示唆された。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 出産後早期に育児を体験した夫の思い2007

    • 著者名/発表者名
      大塚元美、友野康江、大田原功子、三宅馨
    • 学会等名
      第48回日本母性衛生学会
    • 発表場所
      茨城県つくば市
    • 年月日
      2007-11-12
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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