• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

動物介在における緩和ケア病棟入院患者の変化と動物を用いた看護援助法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18791689
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関静岡県立大学

研究代表者

熊坂 隆行  静岡県立大学, 看護学部, 助教 (80347385)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード動物介在(ふれあい) / 緩和ケア / 入院愚者 / 身体的変化 / 精神的変化 / 入院環境 / 看護援助法 / 入院患者 / 社会的変化
研究概要

本研究は,本来の動物の命とふれあい,大切な時間を生きている緩和ケア病棟に入院している患者のQuality Of Lifeを高めることを目標とし,入院中であっても動物とのふれあいを希望している患者に,ふれあいの希望を叶え,動物のいる環境を提供し,ふれあいにおける患者への効果を見出し,動物にいる入院環境,動物を用いた看護援助のあり方の検討を行った。
今年度も平成18年度同様,静岡県静岡市獣医師会(ひだまり倶楽部)が月1回,動物ふれあい活動を行っている静岡県立総合病院緩和ケア病棟で調査をした。平成18年7月から平成20年3月まで,18名の患者から研究協力が得られた。調査は,動物ふれあい前後において,バイタルサイン(体温,脈拍,血圧)とフェイススケール評価を行った。また,動物ふれあい後に患者の動物に対する思いをインタビューした。バイタルサインについては,動物ふれあい前後で,ほとんど変化が見られなかった。しかし,フェイススケールにおいては,動物ふれあい前より,動物ふれあい後にすべての患者が「プラスの気分」となった。インタビューにおいても,入院する前の動物と過ごした生活の思い出,家で待っている伴侶動物のこと,病院における動物とのふれあいのこと,病院における伴侶動物との面会や同居のことについて,詳細に話していただいた。平成19年度は,11th International Conference on Human-Animal Interactionsと日本がん看護学会にて,成果を発表した。今後は,この研究を継続するとともに,これらのデータをまとめ,また,文献からヒトと動物の関係,先人たちの思想も含め,論文とし,投稿していく。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 動物とのふれあい活動による緩和ケア病棟入院患者の気分の変化2008

    • 著者名/発表者名
      熊坂隆行、東美佐子、野崎順子、永嶋智香、山田峰子、齋藤伸子、片岡三佳
    • 学会等名
      第22回日本がん看護学会学術集会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2008-02-10
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] Changes in patient mood in a palliative care unit brought about by contacts with animals2007

    • 著者名/発表者名
      Takayuki KUMASAKA, Hideo MASU, Toshivuki MASUDA
    • 学会等名
      11th International Conference on Human-Animal Interactions
    • 発表場所
      東京
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi