研究課題
若手研究(B)
小児がん経験者の自助グループに対する期待やニーズについて明らかにすることを目的に研究を行った.小児がん経験者会に参加する4名に半構成的面接を実施し、得られた語りの分析より、同じ病気や治療を経験した仲間との交流を期待し、話すことや他の体験を聞くことで自分だけでないと安心感を得て励まされた経験をしていた.また、現在行っている治療に関する情報を得て、共有することによって不安や心配を軽減し、自身を肯定的に捉え生きていく上で支えのひとつとなっていたことを確認した.