• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

「運動不器用」に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18800029
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 身体教育学
研究機関埼玉大学 (2007)
広島大学 (2006)

研究代表者

古田 久  埼玉大学, 教育学部, 講師 (80432699)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード運動不振 / 尺度開発 / 質問紙 / 大学生 / 運動不器用 / 測定方法 / 不達成 / 苦手な運動
研究概要

運動技能の指導場面では,他者と向じように練習を行っても,なかなか技能の向上が認められない学習者が見受けられる。このような学習者は,運動不振と呼ばれ,主として小学生以下の子どもを対象に研究が行われている。そのため,中学,高校及び大学生についての研究は少なく,科学的研究の基礎となる測定評価の方法についてもほとんど検討が進められていない。そこで,大学生を対象に調査を行い,運動不振の程度を測る尺度,すなわち,運動不振尺度を開発することを目的として研究を進めた。
大学生312名を対象に質問紙を用いて調査を行った。質問項目は,デモグラフィック特性に関する項目,運動不振に関する項目,外的基準(運動有能感尺度,スポーツ、コミットメント尺度)に関する項目の3タイプ,計59項目であった。
得られたデータを統計的に分析し,「身体操作力」と「ボール操作力」の2つの下位尺度からなる尺度を作成した。「身体操作力」は,(1)閉脚跳びができる(跳び箱運動),(2)逆上がりができる(鉄棒運動),(3)腕立て側転ができる(マット運動),(4)ハードル走でリズム良く跳ぶことができる(走・跳運動)の4項目から構成され,「ボール操作力」は,(5)ドリブルしてからシュートができる(バスケットボール型),(6)フライを捕ることができる(ベースボール型),(7)アタックでタイミング良くボールを打つことができる(バレーボール型),(8)インステップキックができる(サッカー型)の4項目から構成される。これらの2つの下位尺度と外的基準との相関係数を計算した結果,比較的強い相関(r=.40〜.70)が認められたことから,今回開発した尺度は,妥当性があるものと考えられる。なお,これらの研究成果を日本スポーツ方法学会第19回大会で発表した。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 運動不振尺度開整の試み2008

    • 著者名/発表者名
      古田 久
    • 学会等名
      日本スポーツ方法学会第19回大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2008-03-22
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi