研究課題/領域番号 |
18810033
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 諏訪東京理科大学 |
研究代表者 |
青野 智子 諏訪東京理科大学, 共通教育センター, 講師 (70434488)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 芸術諸学 / 地域研究 / 文化研究 / アメリカ研究 / 舞台芸術学 / アーツ・マネージメント |
研究概要 |
本研究の目的は、1960年代以降に本格化したリージョナルシアター運動に観察される、アメリカ文化の均質化過程について把握することである。本年度は、前年度に引き続き、(1)リージョナルシアター運営に関する基礎財政データ、(2)人材流通データの収集・分析をおこなうとともに、(3)劇場施設の立地が観客層の均質化に与える影響について、個別リージョナルシアターに関する資料の収集・分析と、関連文献の読み込みをおこなった。(1)(2)については、1970年代、フォード財団のCash Reserve Grantの助成対象となったリージョナルシアターのデータを得ることで、長期にわたって、比較的一貫したデータを得ることができた。リージョナルシアター・セクター全体としての均質化傾向を明らかにすることはできなかったが、設立年・施設規模による小グループ毎の分析の結果、ある程度、均質化傾向を明らかにすることができた。(3)については、Arena Stage, Seattle Repertory Theatreに関する資料・文献の読み込みを行い、加えて、新たに、Guthrie Theaterにおける調査・資料収集によって、ワシントンDC、シアトル、ミネアポリスの各都市におけるリージョナルシアターの劇場施設の立地と、観客層の均質化傾向との関係について、分析をおこなった。その成果は、「リージョナルシアターとアメリカ地域社会:アリーナ・ステージの立地を中心に」として報告した。
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