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ヨーロッパにおける社会運動と統治連合

研究課題

研究課題/領域番号 18830004
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関北海道大学

研究代表者

吉田 徹  北海道大学, 大学院・公共政策学連携研究部, 准教授 (60431300)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,560千円 (直接経費: 2,560千円)
2007年度: 1,440千円 (直接経費: 1,440千円)
2006年度: 1,120千円 (直接経費: 1,120千円)
キーワード社会運動 / 統治連合 / 比較政治学 / 政治学 / ヨーロッパ
研究概要

本研究は(1)ヨーロッパ政治における社会運動、(2)政治エリート・統治連合と社会運動のネットワークを通じて、(3)国家の統治・政治構造の特徴性を明らかにすることを目的にした。
近年においては政治学の領域で政治的機会構造論を用いてのアプローチが注目されているが、これも社会運動の生起に関心を集中させており、社会運動・政治的抗議の対象となる政治エリートをアクターとして捉えるには至っていない。これに対して、本研究は、政治過程論を中心としたアプローチを採用することで、「政治エリート・統治連合」と社会勢力に対置させ、全般的な<国家-社会関係>を把握し、それによって統治構造の問題性・限界を明らかにし、欧州の政治空間における新しい統治構造についての理論的貢献をも行うことを試みた。(1)において、各国横断的な研究レビューを活用することによって、国ごとの差異性と共通性を、その統治構造・ガヴァナンス構造から明らかにするとともに、類型化した。また、(2)については、60年末から70年代初頭のフランスに焦点を当てつつ、関係アクターの行動様式の解明に傾注したが、他方で、アクター間のネットワークの解明にまでは至らなかった。このことから、当初最終的に解明することを目的にした(3)については、十分な知見を得られることができなかった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 『選択操作的リーダーシップ』の系譜2008

    • 著者名/発表者名
      吉田 徹
    • 雑誌名

      日本比較政治学会年報 10(印刷中)

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] フランスと欧州統合-『政策の失敗』による統合の推進?2008

    • 著者名/発表者名
      吉田 徹
    • 雑誌名

      聖学院大学総合研究所紀要 43

      ページ: 1-25

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 2007年大統領選挙-社会党の敗北とロワイヤルの勝利?2008

    • 著者名/発表者名
      吉田 徹
    • 雑誌名

      日仏政治研究 3

      ページ: 3-15

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] ドイツ統一とフランス外交-欧州統合はなぜ進んだか2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 徹
    • 雑誌名

      北大法学論集 57巻3号(印刷中)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 英仏左派政権と欧州通貨統合2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 徹
    • 学会等名
      日本比較政治学会
    • 発表場所
      同志社大学
    • 年月日
      2007-06-23
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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