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野宿生活者のニードを基軸にした複合的施策のあり方に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18830108
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 社会福祉学
研究機関大阪体育大学短期大学部

研究代表者

行貞 伸二  大阪体育大学短期大学部, 講師 (90435313)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,090千円 (直接経費: 2,090千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,090千円 (直接経費: 1,090千円)
キーワード野宿生活者 / セーフティネット / アウトリーチ
研究概要

欧米における野宿生活者支援とアウトリーチに関する先行研究は数多い。しかしながら、その多くは精神疾患を有する野宿生活者に対するアウトリーチに関するものである。精神疾患に焦点化することなく野宿生活者とアウトリーチの関係について研究したものとして、Rowe,M.(1999).Crossing the Border:Encounters between Homeless People and Outreach Workers.Berkeley:University of California Press.が拳げられる。本書では、潜在的なクライエントを特定し接近する方法や、困難な状況の中で戦っている野宿生活者個人にとっての援助の価値という観点から、アウトリーチによる支援について検討を加えている。
また、Levinson,D.(2004)Encyclopedia of Homelessness.US:Sage Publications.(駒井洋監修『世界ホームレス百科事典』明石書店、2007年)において、「アウトリーチサービスはホームレスの人々の存在を確実に保証する支援にとって、最初のもっとも重要な一歩である」、「アウトリーチプログラムは、ホームレスの人が普通の生活へと復帰することを支援する包拮的なケアシステムの一部として機能する必要がある」とまとめられている。
アウトリーチにおける重専な目標のひとつは何らかの意味のある関係を根気強く継続的なものとして形作り、それを維持させていくことであるといえる。こうして形成された両者の関係を、野宿生活者が「普通の生活」に復帰したあとの生活支援にいかにして結びつけていくことができるか。野宿生活者の支援プログラムにおける重要な課題であるといえよう。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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