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マイクロ波減菌の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18860032
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 応用物理学一般
研究機関山梨大学

研究代表者

高島 英彰  山梨大, 医学工学総合研究部, 研究員 (00432162)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,740千円 (直接経費: 2,740千円)
2007年度: 1,370千円 (直接経費: 1,370千円)
2006年度: 1,370千円 (直接経費: 1,370千円)
キーワードマイクロ波 / 減菌
研究概要

1.マイクロ波の吸収と加熱のメカニズムを解明した。母体となるセラミックスに膜厚の異なる金属コーティングを施しマイクロ波の吸収率を変化させ、温度上昇率の変化を調べた。膜厚を変えたフィルターに一定出力のマイクロ波を照射し、フィルターの温度をモニタリングすることによりマイクロ波の吸収と加熱のメカニズムを明らかにした。
2.マイクロ波照射によるOHラジカルの発生メカニズムのメカニズムを解明した。シリカアルミナ系の母材にアナターゼ型のチタニアをコーティングし銀をコーティングしたフィルターにマイクロ波を照射し、OHラジカルの発生の有無を調べた。アナターゼをコーティングした後マイクロ波を照射すると、加熱とマイクロ波照射による相互作用によりOHラジカルが発生することがわかった。OHラジカルの発生を調べるために、アナターゼに銀及び五酸化バナジウムをナノコーティングし、薄膜の表面をXPSで分析を行い、異常酸素の発生を調べ異常酸素の発生を確認した。OHラジカルの発生メカニズムを明らかにした。
3.OHラジカルによる減菌効果のメカニズムを解明した。OHが発生するフィルターを用いて減菌実験し、OHラジカルの減菌効果を調べた。マイクロ波照射とOHラジカルの相互作用により急速に減菌できたことを理論的に明らかにした。
4.金属イオンによる減菌効果のメカニズムを解明した。銅イオンの減菌効果を調べた。銅フィルターに菌を滴下し、マイクロ波を照射せずに減菌実験を行い、銅イオンの減菌効果を確認した。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Microwavesterilizationwith metalthinfilmcoatedcataiystinliquidphase2007

    • 著者名/発表者名
      Hideaki Takashima, Yozo Miyakawa, Yoshinori Kanno
    • 雑誌名

      Materials Science and Engineering C 27

      ページ: 89890-89890

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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