研究課題/領域番号 |
18860074
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
木川 剛志 福井工業大学, 工学部, 講師 (50434478)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,650千円 (直接経費: 2,650千円)
2007年度: 1,330千円 (直接経費: 1,330千円)
2006年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
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キーワード | 都市計画 / 近代都市化 / 都市形態学 / スペース・シンタックス / 国際情報交換 / 台湾 / 台湾:マレーシア:シンガポール |
研究概要 |
平成19年度の科学研究費補助金によって、1.平成18年度中に集めた海外の都市集落に関する資料の分析結果を論文として投稿・発表、2.さらに海外事例の分析を比較検討するために、国内事例の調査と分析、3.以上二つを踏まえた都市論の構築、を行った。 研究代表者を筆頭著者とする査読付き論文は別に示した三編である。「The Significance of Modern Japanese City Planning」はイスタンブールで平成19年6月にイスタンブールで開催されたSpace Syntaxの国際学会に投稿した論文であり、日本統治下における韓国、台湾、そして日本の事例を対象とし、スペース・シンタックスを用いることにより戦前の近代都市計画の効果を分析したものである。また、海外事例の分析には、日本の近代都市計画の研究をより詳細に行う必要があったので、論文「Decoding the ideal shape hidden in Japanese modern cities by means of Space Syntax」の中で日本の近代都市計画はどのような形態を理想としていたのがを分析し、それがどのように西洋の近代都市計画と異なるかを考察した。そして、論文「スペース・シンタックスを用いた台北市の近代化過程の考察」では、日本の統治以前に形成されていた自然発生的集落が近代化過程で一つに集約され、それがいかに商業中心地の形成に影響を与えたのかを分析した。 以上の成果を踏まえ、日本の城下町の近代化を類型化する試みや、近世から近代への変容過程が都市に与えた影響の分析なども行っており、それらは日本建築学会および都市計画学会に投稿済み、もしくは投稿予定である。
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