• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

全国自治体病院における経営分析と新医師臨床研修制度が病院経営に与える影響と課題

研究課題

研究課題/領域番号 18890090
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関京都大学

研究代表者

北田 雅  京都大学, 医学研究科, 教務職員 (00422949)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,660千円 (直接経費: 2,660千円)
2007年度: 1,280千円 (直接経費: 1,280千円)
2006年度: 1,380千円 (直接経費: 1,380千円)
キーワード新医師臨床研修制度 / 病院経営 / 自治体病院 / 研修医 / 医学教育
研究概要

近年の国立大学の独立行政法人化に伴い、大学法人は独立採算性を求められるようになった。大学附属病院においてもそれは例外ではなく、費用対効果を考慮した運営が必要とされつつある。しかし現時点において、効果、すなわち業績をどのように評価するのかという確固たる指標が存在しないという問題に直面する。米国においては営利・非営利病院の役割分担が明確にされており、そのため厳格な業績評価指標が存在する。こうした米国における業績評価基準は、これから業績評価を導入する日本の医療機関からすると大いに参考になると考えられる。しかしながらその指標は病院ごとの采配に委ねられており、詳細なヒアリング調査による情報収集が不可欠と言える。更に教育機関としてのあり方とコスト管理という観点から、医師、特に指導医と研修医の人数バランスや処遇面といった具体的な人事の手法についても学ばねばならない点が多いと考える。大学運営、病院経営、そして医学教育というそれぞれの側面からの情報収集・分析を行い、日本の大学病院運営に合致したシステム構築を調査するため、日米文化センター主催の「医療経営革新のための訪米研修プログラム」に参加した。12カ所に及ぶ訪問調査やインタビュー結果を現在まとめており、当院を含め赤字経営の続く国立大学附属病院や自治体病院に、黒字転換への経営戦略と充実した教育を提供する事の出来る「人気のある病院」足り得る指標を掲げる論文を提出予定である。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「Kyoto University Simulation Laboratory (KOUSL)におけるシミュレーターの利用状況とメンテナンスの問題」2007

    • 著者名/発表者名
      北田 雅, 他
    • 雑誌名

      医学教育 38

      ページ: 69-69

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 京都大学シミュレーションラボラトリー(KOUSL)の現状と課題2007

    • 著者名/発表者名
      北田 雅 et al.
    • 雑誌名

      医学教育 37・suppl.

      ページ: 80-80

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 「Kyoto University Simulation Laboratory (KOUSL)におけるシミュレーターの利用状況とメンテナンスの問題」2007

    • 著者名/発表者名
      北田 雅
    • 学会等名
      第39回日本医学教育学会学術大会
    • 発表場所
      ホテルメトロポリタン盛岡本館
    • 年月日
      2007-07-27
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi